社内実践教育や自己研鑽の場として、通信講座を開設しました。


通信講座は3ヶ月で終了となります
基礎から実務・応用に関する技術・実践講座

  • 『HPLC及び紫外吸光光度法・蛍光分析法バリデーション』による信頼性の検証方法、『疲労問題と疲労破壊防止技術』による疲労問題と対処・防止技術、の通信講座で開講中です。
  • 初心者から経験・技術者に必要な基礎的知識をはじめ、陥りやすいエラーなどのトラブルシューティングなどを短期間で学べる実践講座となっています。
  • 提出していただくレポートには各先生方の添削指導の後、返送いたします。
  • 各講座、全3講のテキスト、各項の終了時に演習問題と提出して頂き、添削指導を行います。
     (申し込み以降は上図の日程となります)
  • 質問なども可能です。
  • 終了後は終了証を発行いたします。
「NMRユーザーのために基礎と応用」は講師の都合により休講しています。

GMP;試験・検査要員及び研究開発者向け実用講
 

GMP;試験・検査要員及び研究開発者向け実用講座

講座名: HPLC及び紫外吸光光度法・蛍光分析法バリデーション
指導講師: 薬学博士 長谷川 秀夫
  • 分析機器は、技術の開発・進展に伴い測定値がデジタル化され、さらに装置内部がブラックボックス化されてきた。そして高感度検出が可能となり、試料を入れれば何らかの測定値が得られるようになってきました。
  • 分析によって得られた計測値は、目的を持ったデータであるから商品設計、研究・開発、品質管理などに使用され、ある時は法律・規制の対象にもなり、また国際問題にもなりかねない。
     さらに計測された値は、数値としてデジタル化され歩きだし、そしてやがて走り出す。
  • 本講座の目的は、機器分析法の基盤となっている分離・分析技法の内、汎用されるHPLC・分光分析法の基本的な原理・現象を実例に基づき理解し、分析法バリデーションを実施することにあります。
  • このような状況に対応するための分析法バリデーションに関する試験・検査要員及び開発研究者向けの実用講座となっています。

初心者及び中堅研究者向け実用講座
 

初心者及び中堅研究者向け実用講座

講座名: 疲労問題と疲労破壊防止技術
指導講師: 工学博士 寺田 博之
  • 形あるものは、いつか故障し壊れます。破壊の原因は疲労・腐食・過大荷重などさまざまですが、構造システムが運用中に予期せぬ原因で破壊してしまうことがあってはなりません。
  • 社会生活を営む上で必要不可欠な様々なハードウェアの長期にわたる安全・安心を支えるための中心となる学問が構造・材料の疲労問題を含めた破壊力工学です。  
  • また設計は様々な使用環境を想定して耐久性設計を行うことが求められシステムを運用する立場からは、整備点検・補修などを破壊力学の手法に沿って維持管理に努めなければなりません。
  • このような観点から、本講座では構造材料の疲労問題について全体像を理解し把握するとともに、個々の問題の解決にも十分役立てられるように配慮したわかりやすい構成となっている。

NMRユーザーのために基礎と応用
 

NMRユーザーのために基礎と応用

講座名: NMR Nuclear Magnetron Resonance
(核・磁気共鳴)
指導講師: 理学博士 今成 司
  • 核磁気共鳴(NMR)は1930年代の後半に核の磁気モーメントを効率よく測定する手段として考案され色々実験がかさねられてきました。
  • それは、塩化リチウムの分子ビームの共鳴現象をとらえたのが最初です。その後パラフィンのプロトンの共鳴などの観測を経て現在ではタンパク質の立体構造まで可能になるほどNMR技術が向上してきています。
  • また医療分野ではMRIとして発展し、臨床医療の世界で活躍しています。
  • 現在ではコンピュータの発展に伴い、何も知らなくてもNMRのスペクトルが容易に得られる一方、試料の設定とスペクトルのアウトプットの関係がブラックボックス化され、時には間違えた情報を信じてしまう可能性もあるし、正しいスペクトルが得られてない可能性もありえます。
  • 本講座では、これからNMRに携わる人や試料の測定を依頼してNMRのスペクトルしか見ない人、もしくはNMR装置を管理する人が知っておいて欲しいことについて、基礎的な事柄を、できるだけ数式を使わないで、平易に説明することに重心を置いた講座となっています
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